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おめでとう日本一!

東福岡「16人目の戦士」にささぐV

 天国に初優勝を届けた。第87回全国高校ラグビー大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝を行い、Aシード同士の戦いは、東福岡(福岡)が12―7で伏見工(京都)を下して初優勝した。ノーサイド寸前まで10分以上続いた伏見工の猛攻をしのぎ、4度目の決勝で手にした栄冠。大会直前の昨年12月14日にレギュラーの広木淳さん(享年18)が事故死する悲劇を乗り越え、福岡県勢として47回大会の福岡電波以来40大会ぶり、九州勢としても第54回大会の大分舞鶴(大分)以来33大会ぶりの全国制覇を成し遂げた。

 勝利の報告にバックスタンドに向かった東福岡フィフティーンの胸に、16人目の仲間が一緒にいた。No・8山下昂主将が広木さんの遺影を掲げる。「あっちゃんがおる!」。声に誘われ、遺影に目を向けた広木さんの母・ますみさん(46)の目に涙があふれた。「ずっと一緒に戦ってきた仲間だから」。震える声で話した山下昂主将の涙も止まらなかった。

 花園での4度目の決勝は、広木さんが共に戦ったような試合展開だった。前半にWTB正海のトライなどで12点のリードを奪ったが、後半5分に5点差に迫られると、守勢に回った。4度の全国制覇を誇る伏見工の赤い波が次々とゴールラインに襲いかかってきた。

 ノーサイドまでの10分間は、自陣にくぎ付けになった。だが、ひたすら前へ出て、タックルを突き刺した。チーム一のタックルの鋭さを持っていた広木さん。「あのタックルを見ていると、どうしても広木が出てきてしまう」と振り返った谷崎監督はその10分間、心のなかで「ありがとう」と繰り返していたという。

 広木さんと同じフランカーで、背番号6を譲り受けた山下航は「広木に負けないように、とにかく前へ出た。何も考えずに前へ出た」と話した。右ひじには広木さんの両親から託された黒のサポーター。相手を仰向けに倒す激しいタックルを何度も見舞った。東福岡に栄冠をもたらしたのは、正海、FB竹下の高校日本代表2人を擁する華麗なバックス攻撃でなく、泥臭い守備だった。

 ベンチに遺影が出されたのは勝利の瞬間。「決勝戦に勝ってから」と大会前に決めていた。谷崎監督は「淳がどこかで助けてくれた。16人で戦ってくれた」と涙を何度もぬぐった。悲劇から約1カ月、崩れそうになるチームを抜群のリーダーシップで引っ張ってきた山下昂主将は「勝ったぞと霊前に報告します」とまた涙をこぼした。魂のプレーは、確かに天国へ届いた。


















後半の流れは完全に伏見工でした。


見ていてどちらが勝ってもおかしくない、


一つ手を抜いたら勝者が入れ替わるような試合でした。









↑にも書いてありましたが、


ラグビーの基本の前にでる。


泥臭いタックル。


これが少しだけ東福岡の方が上だったのかなぁ


と思います(´- `)









ラグビーはルールが結構複雑なので


敬遠する方も多そうですが、


是非覚えて観戦してみてください。








見てるだけで涙がでるような男の戦いですよ(・∀・)

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